ダイヤモンド・オンライン 第110回 が更新されました!
『【9割の人が知らない Google の使い方】
毎朝、欲しい情報だけを届けてくれる有能な秘書を無料で付ける2つの方法』
いよいよ2022年がスタートしました。
今年こそは、あふれる情報の海から必要な情報だけをスマートに取得して、デキるビジネスマンになりたい! そう考えている方も多いのではないでしょうか。
従来の新聞・雑誌、テレビやラジオなどのマスメディアに加えて、スマートフォンの普及にともない Facebook や Twitter などのSNS、個人のブログや Webサイトなど、いまや私たちが接する情報量は日々増え続けています。
ある調査によれば、1990年代なかばからの10年で、私たちが選択可能な情報量は500倍以上にも増えたそうです。2022年の現在では、さらにどれほどの情報爆発が起きていることでしょうか。
※出典:我が国の情報通信市場の実態と情報流通量の計量に関する調査研究結果(平成21年度)
これに対して、当然ながら1日は24時間に限られています。
私たちが触れて消化できる情報の量には、おのずと限界があります。
漫然とテレビを眺めたり、ポータルサイトをネットサーフィンしているだけでは、ほんとうに欲しい情報にたどりつくことができないのはいうまでもありません。
自分のフォローしたい分野の情報だけを毎朝ピックアップして届けてくれる、気の利いた秘書はどこかにいないものでしょうか。それもできれば無料で…。
◎情報収集ツール「 Google アラート」を使う
さすがの Google も、秘書アプリは提供していません。
ですが、あなたが探しているキーワードに関するニュースやウェブページを毎日自動で届けてくれる情報収集ツールはあります。
それが「 Google アラート」です。
使い方はカンタンです。
こちらのリンク(https://www.google.co.jp/alerts)を開き、サイトの検索窓に、自分がフォローしたいキーワードを入力してアラートを作成するだけ。
キーワードに関するニュースやブログ、Webページのサマリーがあなたの Gmail に定期的に届けられます。
オプションとして、情報の届く頻度、対象となる言語や地域(国)などを設定することもできます。
情報を受け取る時間を設定することもできます。朝7時に設定すれば、出勤前に必要な情報に目を通しておくこともできますね。
◎全国の地方紙の記事が届く「ニュース ショーケース」
ネットニュースもいいけれど、やっぱり信頼できるのは新聞記事だ! というあなたにも、オススメのサービスがあります。
それが「Google ニュース ショーケース」です。
全国紙・地方紙あわせて40社以上の新聞社から、ニュースを読みたい新聞社をフォローすることで、その提供元のニュースが自分だけのトピックとして表示されるサービスです。
自分が住んでいたり、仕事で関わりのあるエリアの新聞社をフォローすると便利かもしれませんね。
この「ニュース ショーケース」は、昨年9月に開始されたばかりのサービスですが、新聞の全面広告などでご存じの方もおられるかもしれません。
新聞記事には、取材や編集の過程でコストがかかっていますが、Google は記事を提供した新聞社などに情報の対価を支払う仕組みになっています。
Google は今後3年間で世界各国のメディアに総額10億ドルを支払うとのこと。
インターネット上にあらゆる情報が氾濫する中で、たしかな情報源にもとづく質の高いコンテンツが持続可能に提供されるための取り組みだそうです。
2022年は、ご紹介したような Google のサービスをどんどん活用して、情報収集能力を劇的向上していきましょう!
これ以外にも Google には、あなたの業務を助けてくれる秘書のような機能が多数あります。もっと知りたいと思った方には。拙著『Google式10Xリモート仕事術――あなたはまだホントのGoogleを知らない』がおすすめです。Google アプリの単なる機能紹介、操作説明ではなく、場面に応じた生産性劇的向上する活用術、よりスマートな働き方をするための方法をたくさんご紹介しています。
あなたがまだ知らない Google の使い方があります。ぜひ1日も早くご活用ください。
さらに、書籍の学びを「最短最速で習得」できる【Google式10Xスキルアップセミナー】もスタートしています。最短最速でリモート強者に変身していきましょう!
Google 式10Xリモート仕事術
――あなたはまだホントの Google を知らない (日本語)
平塚 知真子 (著) 単行本 – 2020/11/25